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＜造形作家ＫＳの独り言＞
今回のテーマ：蝶々ちゃんお世話記 2023.8.2
模型とは全く関係ありませんが、蝶々ちゃんを家族でお世話する機会があったので、そのことについて書いてみたいと思います。
6月15日 自宅近くで羽を怪我した蝶がおり、左羽の根本から3分の1あたりで完全に折れ曲がっており、とても飛べる状態ではありませんでした。
このまま放置したら、その日のうちに死んでしまうと思い、自宅で世話をすることとしました。
調べてみると、ツマグロヒョウモンという蝶で、黄色地に黒の斑点がある、なかなかかわいい蝶で、興味ある方はグーグルなどで検索してみてください。
うちの子は、羽の先端が黒で白のストライプがあるので女の子のようです。
子供の頃は、クワガタやカブトムシには興味があり、林に捕まえに行ったりしていましたが、蝶々にはそれほど興味がありませんでした。
しかし実際に世話してみると、なかなかかわいらしく、食事は、少し薄めたポカリスエットをペットボトルキャップに入れ、蝶々ちゃんにあげると、通常丸めていたくちばしを伸ばし、チュウチュウ飲みます。
飲み終わると手でくちばしを掃除し、また丸めて顔に収納するとともに、羽をパタパタさせて吸収をよくするようです。
何日かお世話をしていると、我々のことを覚えたようで、おなかがすいている時は羽をパタパタさせるようになりました。
飛ぶことはないので、玄関の鉢植えに泊めさせることとしました。
6月22日 以前から次の日より数日間車で旅行する予定があり、蝶々ちゃんも一緒に移動する必要が生じたので、小さめの四角いランドリーかごの側面にとまれるよう洗濯ネットを付け、この中で生活してもらうことにしました。
移動時には、かごごと保冷バッグに入れ、外気温によっては、かごの外側に保冷剤を置き、中に温度計も設置し、外気温が30℃以上になっても中の温度を27〜28℃に保つことができるようにしました(比較的南国の蝶なので、ちょっと高めの温度が好きのようです)。
6月31日 うちの玄関は、日当たりがあまり良くなく、他の部屋に比べ涼しかったのですが、さすがに暑くなってきたので、通気性のある不織布の衣類保管バッグを購入し、その中にかごを入れ、かごの外に保冷剤を置くようにしました。
7月下旬 最初の頃は日に1回でよかった食事が、おばあちゃんになったようで小食となってしまったため、日に2回、多いには3回食事するようになりました。
7月31日 吸う力がほとんどなくなったようで、以前は1分もかからなかった食事が10分経っても終わらない感じとなってしまい、動きもちょっとよたよたする感じになってしまいました。
8月1日 朝世話をして出かけ、昼戻ってみると、羽を広げ、すでに亡くなっていました。
思いがけず最期が早かったので、ちょっとショックでした。
短くて数日、生まれて何日経っているかわからず、長くても2か月程度と考えていたので、1か月半も一緒にいてくれてとても感謝しています。
天国で思う存分飛びまわってほしいと願っています。
