私が所有の模型で、比較的珍しいと思われるもの(絶版キット等)を紹介します。
それほどしっかり調べてはいないので、間違い等もあるかもしれませんが、その点はご容赦を。
今回は、軍用車両模型です。

〇GLENCOE MODELES Piasecki ZV-8P Airgeep

空を飛ぶので航空機の分類かと思いましたが、名称がエアジープで所属も陸軍とありましたので、軍用車両としました。
並行輸入品で1990年に発売になり、本品は、2006年にパッケージを変え再販されたもののようです。
ホバークラフトの陸上版という感じで、製品説明を見ると時速240kmという結構高速で走行(飛行?)可能なようです。
地面の状況にあまり影響を受けない利点はあると思いますが、かなりの音を出すと思うので、すぐ見つかってしまうという欠点があったと思います。
箱絵にあるように3名のクルーとそれ以外に6名のフィギュアが付属する豪華版のようです。

〇エデュアルド1/16 シュビムワーゲン

大抵のコレクションの模型をいつどこで購入したかをほとんど覚えていないのですが、本品は、特徴のある購入経験だったのでよく覚えています。
10年程度前、仕事の関係で(当時はサラリーマンでした)東京へ1泊出張した際、1日目の仕事が終わった後、模型店巡りをした時見つけました。
エデュアルドと言えば、飛行機模型やエッチングパーツで有名なメーカーですが、このような軍用車両を製品化していたことを知らず、また好きなシュビムワーゲンの大スケール模型ということでほしくなり購入したのですが、次の日帰宅時、新幹線なので、なかなかの大きさの本キットを持って帰るのに結構苦労したことをよく覚えています。
バスタブの様な車体がとてもかわいいシュビムワーゲンがこんな大スケールで再現されており、また、エデュアルドお得意のエッチングパーツも付属されてこの値段は、とてもお買い得だと思い、私のコレクションの中でトップクラスのお気に入り商品です。

〇タミヤ1/35 ドイツ・対戦車自走砲マーダー2

数ある自走砲の中でもマーダー2は、トップ3に入るくらい好きな車両です。
初販は、1975年のようで、その頃は、自走砲が模型化されることがなかったので、戦車をベースに改造をするのが一般的でしたが、MMシリーズのおかげでお手軽に(と言ってもなかなか完成できませんでしたが)自走砲が完成可能となり、いい時代が来たものだと思ったものです。
マーダー?は、2011年を最後に現在生産されていませんが、何度か再販されたうちの2002年に再販されたとき購入したものと思われます。
現在見てもよくできた製品だと思われるのは、大したものだといえますが、できればベースとなる?号戦車とともにリニューアルして(その時は、履帯は連結式にして)ほしいものです。

〇タミヤ1/35 B.M.W.R75 サイドカー

MMシリーズのかなり初期の製品で、1972年初販です。
ジオラマの脇役として重要なアイテムですが、地味な存在のせいか私の知る限りあまり再販はされていないように思います。
バイク好きの私としては、スポーク周りに手を入れたくなるのですが、スケールを考えるとそこまでしないのが懸命のようです。

〇タミヤ1/35 U.S.ジープ・ウイリスMB

こちらもかなり初期の製品で、同じく1972年初販です。
コンバット世代の私は、小さい頃よりこの車を知っており、当時から(現在も)好きな車です。
実車は相当数生産されたたため、現在でもアメリカでは(普通の車と変わらない値段で)入手可能なようです。
話は変わりますが、シュビムワーゲンも実車が自動車雑誌で販売されているのをみかけたことがあり(こちらはかなりの高額)、両国を代表する軍用車を模型共々コレクションすることが夢です。

〇バンダイ1/48 ドイツ重駆逐戦車エレファント、駆逐戦車ヤクトタイガー

機甲師団シリーズとして1972年より販売を開始し、70年代末に終了したシリーズです。
パケージは昔のままですが、本品は、1996年に中国のフーマンという会社が再販した(パッケージにMADE IN CHINAのシールが貼ってある)製品です。
昔、このシリーズを若干購入したことがあったので、懐かしくなりそこそこの数のキットを購入してしまいました。
現在では、タミヤのMMシリーズがあるので、製品の存在価値はそれほど高くありませんが、MMシリーズの半分くらいの値段(昔の模型は安かった)で内部構造まで再現されており、お買い得な商品だといえます。

〇バンダイ1/48 4号自走対戦車砲”ナースホルン”、兵員輸送車ハノマーク・ハーフトラック

こちらも全く同じ時に入手したキットです。
ナースホルンのパッケージにヨンパチ1/48とあり、タミヤの傑作機シリーズあたりより呼ばれていたと思っていたのですが、どうもこちらの方が先のようです。
個人的には、そこそこ精密で比較的コンパクトなこのスケールが好きなのですが、軍用車両関係でこのスケールはなかなか定着しないですね。
4製品とも70年代の模型という感じで、精密さを求めるとだめですが、雰因気は悪くないと思います。

〇タミヤ1/35 ドイツ・重戦車タイガー1型

最初にモータライズ(シングル、リモコン)仕様で1970年に製品化され、その後、MMシリーズとして1975年にディスプレイモデル化されました。
なので現在では懐かしいモータライズ用の穴と電池ボックス用のモールドがあります(昔の子供は、必ず動かして遊びました)。
本品は、その後、パッケージを替え1988年に発売された商品ではないかと思います。
現在は、MMシリーズ専用にリニューアルされた製品があるので、本品の存在価値は低いと思われますが、現在の目で見てもなかなかの出来で、モータライズ模型でもスケールモデルとしてのこだわりを持っていたタミヤのすごさを感じます。

〇タミヤ1/35 アメリカ・自走対空機銃M16スカイクリーナー

本品は、1976年に製品化され、久しく絶版状態で再販はされていないと(私の記憶ですが)思います。
前記のハノマークもそうですが、ハーフトラックの荷台に各種兵器を搭載した車両は、とってもかっこよく見えます。
現在の軍用車両には、(オン・オフロードどちらも中途半端な性能のせいか)ハーフトラックが存在しないのが残念です。
1/35のMMシリーズでは、同じスケールの飛行機模型がないので、できれば1/48スケールの方で製品化してもらいたいものです。

〇タミヤ1/35 ドイツ8トンハーフトラックSd.Kfz.7

1972年に発売を開始し、何度かリニューアルを繰り返し、本品は、1990年に新パーツを追加し再販されたものです。
その後、絶版状態が続いていましたが、2017年に特別販売が行われたようです。
現在見てもまずまずの見た目と言えますが、半世紀近く経っているので、最新技術による完全リニューアルが望まれるところです。

〇タミヤ1/35 ソビエト・重戦車KV-2ギガント

本品は、1975年に発売になった製品です。
その後、2017年に再販になったようです。
ギガントのベースとなったKV-1が1972年に発売になり、改造アイテムとしてギガントの特集を模型雑誌でよく見かけたので、ギガントが製品化される3年間の間に改造を行った方はさぞかしがっかりしたことと思います。
軟弱な私は、基本製品化を待つタイプです。
でも手をかけて制作した模型は、思入れがあり既成の製品にはない良さがあると思います。

〇RPM1/72 American Signal Tank

フランス陸軍のFT-17をアメリカ陸軍が購入しアメリカ仕様に変更した軽戦車を模型化したもののようです。
なのでバリエーションの中に日本陸軍仕様もあります。
ベースのFT-17の模型は、2002年より発売を開始し、本品は、2006年に部品を追加し発売されています。
実車がかなり小型である上に小スケールなのでとても小さな模型で、博物館のように同スケールの現用車両と並べて飾るのも面白いのではないでしょうか。

〇Mirage1/35 7TP,7TP DWUWIEZOWY

パッケージに印刷されているCZOLG LEKKIとは、ポーランド語で軽戦車という意味で、Mirageは、ポーランドの模型メーカーなので自国の軽戦車を模型化したものです。
と言っても自国開発したのではなく、イギリスのヴィカース6トン戦車をベースにして主にエンジンを変更し開発したものです。
1937年から1938年の間に生産がされ、装備は、単砲塔の方が45口径37mm砲で、双砲塔の方が7.92mm機関銃です。
模型は、1980年代にSpojniaというメーカーが発売していたものをMirageホビーが1990年より販売を開始し、本品の単砲塔の方が1995年に新パケージで販売され、双砲塔の方が2000年代より発売されていました。
ベルト式の履帯が付属し、びっくりするくらい古くはないので、出来はそれほど悪くなさそうな感じです(作っていないので正確ではありませんが)。

〇ピットロード1/35 フランス陸軍 オチキスH38軽戦車

中身はトランぺッター製のようで、2004年に発売になり、同年ピットロードからも発売されました。
本品は、2009年に新パーツを追加し再販されたもののようです。
箱は、結構大きいのですが、第1次大戦から第2次大戦の間で開発された戦車なので、1/48なのではと思えるほど小さい模型です。
鋳鉄製の丸っこいスタイルがかわいく、コレクションに持っておきたい1品です。

〇タミヤ1/35 キューベルワーゲン

MMシリーズ旧作のキューベルワーゲンで、1970年発売です。
ジオラマ等で必須アイテムなので、MMシリーズファンならば2、3台は購入したことがあると思います。
子供のころ見たあの箱絵は、いまだに記憶の中にあります。

〇タミヤ1/35 シュビムワーゲン

こちらも旧作のシュビムワーゲンで、同じく1970年発売です。
キューベルワーゲンより人気があるようで、1998年、2008年、今年の3月スケール特別発売商品として再販されており、ほぼ10年おきに再販されていることになります。
ちなみに私もシュビムワーゲンの方が好きで、あらゆるスケールのシュビムワーゲンをコレクションしようと思い、珍しいキットを見かけたならば極力購入しようと考えています。

〇イマイ 謎の円盤UFO シャドーモービル

宇宙人から地球を守るために組織されたのが地球防衛秘密組織シャドーで、UFOが防衛網を突破して地上に姿を現したとき、追撃・攻撃をするのがシャドーモービルです。
本品は、2001年に製造されたものです。
実車は、無限軌道による走行をしますが、模型では、キャタピラは動かず、中に隠れたタイヤによるリモコンのモータライズ仕様と、ちょっと残念な感じになっています。
せっかくモータライズにするならば、キャタピラを動かしたいものです。

〇アオシマ1/72 陸上自衛隊 機動戦闘車 (プロトタイプ)

2014年発売の模型で、実車の量産型の正式名が16式機動戦闘車からわかるように、2016年採用で、本品は、試作車を模型化しています。
量産車は、タミヤから1/35と1/48で決定版が製品化されており、1/72では、2019年7月にアオシマより製品化予定なので、試作車は、本品しかなく、逆に貴重な存在だといえます。
試作車と量産車では、砲塔の形状がかなり異なるそうなので、量産車が製品化されたならば、両車を並べて比較するのも楽しいのではないかと思います。

〇ビットロード1/35 92式重装甲車(前期型) エッチング&プラ製履帯付限定版

2009年に通常版が発売になり、2010年に本品の限定版が発売になりました。
2011年以降は、後期型になり発売が何度か行われています。
マフラーカバーやライトガードなどのエッチングパーツと連結式履帯が付属された豪華な内容となっています。
ベルト式履帯も付属されているので、連結式の組立に自信のない人(そんな人いるのかな)や、組立に失敗した人は、こちらを使用して完成させることができます。
かなり小さい模型ですが、部品点数はかなり多く、なかなか楽しめそうな内容となっています。

〇GLENCOE MODELS 1/32 FROG3 Missile Carrier

1988年製品化の模型です。
FROGとは、50年代から60年代にかけてのソ連の無誘導地対地ロケット弾発射システムのNATOコードネームで、FROG3は、ソ連名称が2K6ルーナで、PT-76水陸両用戦車に自走発射台2P16と3R9無誘導ロケットを搭載した車両です。
実車に対する知識はほとんどありませんが、軍事パレードで見たことのある車両だと思います。
なかなか製品化されることのない車両なので貴重な存在ですが、製品化された時期がそれほど古くないのにスケールが1/32と一般的ではない(軍用車両以外では一般的なのですが)のがちょっと残念ポイントです。

 

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店長ぶっぴ

2003年5月生まれのミニブタの女の子です。

食べることと寝ることが大好きなので、かなりぽっちゃりなのが悩みです。

物をつかむことができない(くわえることはできる)ので模型は作れません。

最近スカート姿のファッションにはまっています。

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