DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
本品は、1987年に8代目ブルーバードとして登場した実車を模型化しています。
前作のスターレットも80年代のモデルを模型化しており、私が一番車に興味あったころの車を模型化しており、私と同世代の人が中心になって商品企画をしているのでしょうか。
商品名に4ドアセダンと今ではあたり前のことが名前に付けられており、このことだけでもちょっと懐かしさを感じます(若い人は知らないかもしれませんが当時は2ドアの車がかなりありました。後部座席に乗るために前のシートを倒さなければならず、ちょっと不便な車でした。ちなみに私が初めて購入した1980年製カローラは2ドアでした)。
メカニズムを見てみると、インタークーラーターボエンジンは当然として、4WDと後輪にSTC-Susが採用されています。
STC-Susとは、スーパートーコントロール・リアサスペンションの略で、これは当時流行っていたいわゆる4輪操舵を実現するための機構で、ホンダが後輪を積極的に逆位層に操舵して旋回性を高めようとしていたのに対し、日産は、後輪に横荷重が加わった時(高速で旋回する時)後輪のトーが前輪と同位相に変化して安定性を向上させようとしたものでした(なんのことだかわからない人はネットで調べてみてください)。
当時はとにかくハイメカニズムの車に人気があったので、今からするとセダンに速く走るためのメカニズムがこんなに必要なのかなという感じです。
キットは、最近主流のエンジンレス(下部だけ再現)なのでエンジンのメカニズムは再現されていませんが、シャシー部はしっかり再現されていますので、前述のメカニズムを見ることができます。
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