プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
本来爆撃機であったJu88を夜間戦闘機としたのがユンカース Ju88G-6 ”ナハトイェーガー”です。
ドイツは、大戦後半に昼間はアメリカ軍、夜間はイギリス軍の爆撃に対応する必要が生じ、Ju88は、夜間の迎撃であったため、本機による被害の大半はランカスターだったようです。
本機の他に双発機を夜間戦闘機とした機体としてBf110がありますが、こちらは最初から戦闘機であったにもかかわらず、最高速度を比較するとJu88の方が高かったようで、そのせいか大戦後半には夜間戦闘機としてはJu88の方が生産数が多かったようです。
爆撃機型のJu88の機首キャノピーを廃止し、レーダー用アンテナを装備した姿は、同じ機体とは思えないくらいイメージが変わっており、両者を模型で並べてみるのも楽しいのではないかと思います。
またドイツ空軍機には、多機種の夜間戦闘機が存在していたので、それらを作り比べてみるのも模型製作の楽しみ方の1つと言えると思います。

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