プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
実機は、2016年から運用が開始されており、従来型のC-1は、順次C-2に切り替わり退役する見込みです。
名前が示すように国産2番目のジェット輸送機で、C-1の発展型というより全く別物の輸送機という感じで、とにかくでかくなり、およそ1.5倍の大きさという感じです。
性能も格段に向上しており、最大積載量が約4倍で、その時の航続距離が約3倍になっております。
輸送機としての性能の向上だけではなく航空機としての性能も向上しており、最高速度が850km/hから917km/hとなり、最短離着陸距離も600mから500mと短縮されており、必要があれば地方のちょっとした飛行場にも離着陸が可能と言えます。
実機を2013年の岐阜基地航空祭で見たことがあり、C-2が開発中ということを知ってはいたのですが、内容を全く知らなかったので、C-1からあれだけ大きくなったのには衝撃を受けました。
まだ開発段階だったので、展示のみだったのですが、飛行実演があったならばさぞかし迫力があったと思います。
1/144と小スケールの模型ですが、実機が巨大なため結構な大きさがあり、1/48のT-4より少し大きいくらいです。
内部もかなり再現されており、飛行状態での展示用スタンド、駐機状態では、尻もちをつかないためのウェイトも付属されており、このスケールとしてはちょっと高価ですが、十分に納得できる内容となっていると思います。
C-1の同スケールの模型をプラッツが販売しているので、ぜひ両者を模型で比較してほしいと思います。

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