DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
三菱のラリーカー、ランサーEX 2000 ターボの1982年1000湖ラリーでの姿を再現した模型です。
ランエボの前の三菱のラリーカーなので、オールドラリーファンには懐かしい車両ではないでしょうか。
実車のランサーは、1973年に登場し、本品の元となったランサーEXは、2代目で1979年から1987年まで生産されており、EXは、EXceedを意味するそうです。
初代が曲線的なボディーであったものが、2台目では直線的なスタイルとなっており、そういえば1972年に登場したフィアレディーが曲線的スタイルでとてもヒットしたので、その影響で初代ランサーはフィアレディーによく似たスタイルという感じです。
私が初めて所有したカローラは1980年製で、こちらは直線的スタイルで2代目ランサーも同時期の車なので、この頃の流行りのスタイルだったようです。
実車がラリーに参戦したころは、まだ日本車がラリーに参戦するのが一般的ではなかった頃で、最近のラリーカーは、ベースとなった車とは外観が似ているだけで中身は全くの別物なのに対し、ランサーEXは、駆動方式が市販車そのままのFRで、サスペンションが前輪ストラット、後輪4リンクコイル式リジットと、とてもローテクで市販車を改造してレースに出たくらいの現在のプライベーターくらいの内容で、現代に比べるとちょっとのんびりした時代だったように感じます。
WRC1000湖ラリーでランサーEXは、3位入賞の成績を残しており、本品はその時の雄姿を再現可能です。
ランエボの模型は多数出ているので、ヒストリック博物館のように2台を並べてみるのも楽しいのではないかと思います。
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