プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
航空自衛隊F-4EJの模型です。
航空自衛隊で約半世紀使用されていたF-4EJが遂に2021年度に退役が決まり、岐阜基地に残った最後の機体301号機を模型化しています。
F-4EJは、日本専用型であったため、大半が日本でライセンス生産されていましたが、導入最初の2機は、アメリカで製作され、そのうちの1機が301号機です。
301号機は、部隊配属されず、各種試験を行う実験機として使用されたため、部隊配属の機体に比べ使用頻度が低かったことにより、機体の痛みが少なく、最後まで使用されることとなったようです。
F-4EJは、1971年より航空自衛隊で運用が始まり、その10年後に近代化の改修が行われたのがF-4EJ改で、前述のことより、301号機は、改修前の姿を残した機体ということになります。
ファントムと言えば、国内の航空ショーに必ず登場する機体で、私も何年か前、岐阜基地の航空ショーで実物を見た経験があり、今後見ることができなくなるのは、とても寂しいことです。
現時点では、このスケールファントム最新作なので、最良のファントム模型ということができると思います。
長年にわたり日本の空を守ってきたF-4EJの雄姿をぜひ模型で残しておきたいものだと思います。

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