プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
1989年に圧倒的速さを示したザウバーメルセデス C9の模型です。
ザウバーメルセデス C9は、1987年に登場し、1989年にドライバーズ、コンストラクターズのダブルタイトルを獲得しています。
タミヤから、タイトル獲得の翌年の1990年に1989年仕様のC9が最初に製品化され、2008年に部品を追加しデカールをカルトグラフ製とし、スポンサーカラーであった1988年製のC9を製品化しており、今回エッチングパーツを追加し再度シルバーアローカラーに変更し再販となっています。
最初の製品化が1990年と平成が始まったばかりの頃で30年以上経過していますが、タミヤ社の金型保存技術は素晴らしく、新製品と言っても疑わないレベルなのには感心します。
今回追加になったエッチングパーツは、ラジエターグリル、遮熱板、シートベルト金具部等を再現しており、またシートベルトはシールにより再現されています。
ウィンドゥ用のマスクシールやカルトグラフ製デカールが付属し、ちょっと古いキットなので逆にエンジンがしっかり再現されている点を考慮すると最近の製品に比べてもそん色ない魅力のある商品だた思います。
シルバーアローと言えば最近ではF1マシーンを想像しますが、F1のシルバーアローが登場したのが1994年であり、C9は、その数年前メルセデスがレースに復帰した記念すべきマシーンでオールドレーシングファンには記憶に残るマシーンではないかと思います。

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