プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
1960年代後半の第3世代と呼ばれるMiG-21MFのプロフィパックエディション模型です。
プロフィパックエディションなので、本品は、計器類やシートベルトのエッチングパーツが付属した豪華版です。
MF型は、SM型の輸出版なので、マーキングは、ほとんどがソ連以外で、エジプト、チェコスロバキア、スロバキア、ポーランド、ソ連、東ドイツの6種類が用意されています(若い人は知らないかもしれませんが、チェコとスロバキアはもともとは1つの国でした)。
パッケージには表記がありませんが、ソ連国内仕様のSM型も製作可能なようです(せっかくいろいろな国の塗装が楽しめるのでソ連以外を製作することをお勧めします)。
MiG-21と言えば、ベトナム戦争でF-4と死闘を繰り広げたことで有名ですが、両者を比較すると自重が5t未満でF-4の1/3程度で、自重だけで考えると第2次大戦時のアメリカ軍機に近い航空機です。
確かにジェットエンジンに翼を付けた程度のシンプルなスタイルなので、驚くほどの軽量がができたようで、おかげで緊急時には垂直上昇ができるくらいのパワーに余裕があり、ドッグファイト時にはF-4がかなり苦戦したことが理解できます。
フィッシュベッドというNATO軍のコードネームを直訳すれば魚の寝床となり、どうしてこのような名前を付けたかわかりませんが、確かに魚のようなスタイルで私の感覚では、トビウオに一番近い感じです（なのでフライングフィッシュの方がよりふさわしく感じます)。
1/48のジェット戦闘機でイメージするより小ぶりな機体で置き場所にはそれほど困らないと感じます。
前述したように彩色済みのエッチングパーツがとてもきれいで、すぐにでも作りたくなるような模型だと思います。

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