DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
アオシマの電気機関車シリーズの第4作目、国鉄直流電気機関車 EF58 ロイヤルエンジンの模型です。
戦後間もなくの民営化前の国鉄旅客用電気機関車で年配の方には懐かしい機関車だと思いますが、現在では実動可能な車両は存在せず博物館等で見かけるのみです(本品の実物も東京総合車両センターで見ることができるようです)。
その中でも本品は、60,61号のお召列車を模型化しているため、国旗を再現する部品が付属しています。
戦前、戦後まもなくの機関車と言えば蒸気機関車を思い浮かべる人が多いと思いますが、そのころから電気機関車は存在し、電動機が現在のインバーターによる交流電動機と異なり直流整流子電動機(一般的にはブラシ付きモーター)を用いており、マブチモーターとほとんど同じ構造のモーターで、模型用と同じモーターを使用していたことになります(ブラシ部が機械的摩耗をし、耐久性に問題があるため近年はあまり用いられなくなっています)。
ただマブチモーターと異なる点は、界磁をマブチモーターが磁石を用いているのに対し、列車用は巻線を用いていたようで、巻線による界磁の特徴としてモーター出力幅を大きくできる点があります。
本機関車においても弱め界磁(界磁用巻線に供給する電力を減らす)により出力が増し、定格速度が68km/hから87km/hに増すことができます(供給電力を減らすことにより出力が増すのでモーターの仕組みを知らない人には不思議なことかもしれません)。
スケールが1/50と一般的なOゲージ(日本では1/45)に比べ少し小さいスケールですが、日本で一番主流のNゲージに比べるととても大きな模型で、細部まで部品化されており、作りごたえのある内容となっています。
なので鉄道模型ファンだけではなく、一般的な模型ファンの方も単品で飾って楽しむことができる模型だと思います。
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