プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
ファインモールドで従来より発売されていた兵器模型に女性兵士フィギュアを追加した歴装ヲトメの9番目の商品、逸花(いつか)w/九四式軽装甲車後期改修型です。
現在の陸上自衛隊では女性兵士も存在し、地上戦訓練も行っていることから有事の際には、戦場に女性兵士が送られることは可能性ゼロではないようですが、日本陸軍では女性兵士は存在しなかったので完全にフィクションのフィギュア模型です。
女性兵士はフィクションですが、服装及び装備品はちゃんと考証された内容となっており、階級章のデカールが付属し、本兵士は伍長という階級のようです。
フィギュアの出来を左右する目は、デカールが用意されていることにより、乾パンの木箱に座ったかわいらしい兵士を比較的容易に製作することができると思います。
付属する兵器模型(商品名からするとこちらがおまけ扱い?)は、九四式軽装甲車で初期型で問題となった部分を修正した後期改修型です。
牽引を主目的とした装甲車で、全長が3.36mと現代の軽自動車より小さく、全高が1.63mと現代の成人女性位のとっても小さな車両です。
戦時中の成人男性は、とても小さく(と言っても江戸時代の平均身長が150cm台であったことを考えると近代化により少し大きくなっていますが)、特に戦闘機パイロットは小さかったので、日本戦闘機にアメリカパイロットは、座席周りを改修しないと乗機できなかったようです。
本装甲車にも、きっと大谷君は乗車することはできないのではないかと思います。
実車がとても小さな車両なので模型もとても小さく、兵士を含めてもとても小さな空間で展示可能なので、机の片隅に本品によるジオラマをちょこんと飾るのもよいのではないかと思います。

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