プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
2000年に登場したカワサキ ニンジャ ZX-12Rの模型です。
1999年に登場し、300km/h超で走行可能なスズキのハヤブサに対抗し、ハヤブサよりも100cc少ない排気量ながら、ハヤブサより高出力な178PSにより非公式記録では最高速320km/hオーバーでハヤブサの最高速312km/hを超え、世界最速のバイクとなる予定でした。
しかし、300km/h超は危険であることより2000年より300km/hでリミッターが作動するようになったため、現代でも1999年モデルのハヤブサが最速バイクとなり、ZX-12Rは、最速バイクという称号が夢に終わった残念なバイクでした。
実車については、乗用車では当たり前であるモノコック構造のフレームを、市販バイクでは初めて採用し、モノコック内にエアクリーナーやバッテリーが収納された構造になっているそうです。
また、こちらも乗用車では当たり前なインジェクション仕様を採用し、インジェクションを備えた4連スロットルなどが再現されており、昔技術者であった私にとって、興味ある構造を再現した模型であります。
本品は、カウリングがカワサキのイメージカラーであるライムグリーンのクリアーパーツとなっており、箱絵の様に一部をスケルトンにし内部を見せたり、まったく塗装せず内部をすべて見せるなど、いろいろな見せ方ができる模型となっています。
新世紀が始まる直前の、世界最速バイクを目指した、各社国産バイクの模型をそろえてみるのはいかがでしょうか。

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