プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
先日登場したハセガワ製ヤマハ初代TZR250の模型のバリエーションキットです。
初代TZR250は、1985年に登場し、2代目が1989年に登場するまでの4年間製造されており、最後の1年間になる1988年にマイナーチェンジし、この時の型式2XTを後期型と称し、それまでの1KTを前期型と称しています。
本品の前にファラウェイブルーのTZRを製品化していますが、これは1986年にマイナー変更としてカラリングを変更した実車を模型化したもので、カラリングの変更のみで構造に変化がないため型式が1KTのままです。
本品は、1987年に登場したTZRで、こちらはマイナーチェンジではなく、特別限定車という位置づけで、そのため2AWという新たな形式が与えられています。
以上のことより、最初の製品化の定番商品とは、同じ初代の前期型で実車での外観上の変更はなく、本品も成型品の形状の変更はなく、異なるのは、タンクとカウリングの成型色が白から黒になった点と、カラリングの変更に伴うデカールの変更のみです。
最初の定番商品が、赤白のヤマハらしいカラリングで、その次の限定生産品がファラウェイブルーという鮮やかな青のカラリングで、どちらも軽快感のあるカラリングから一転してブラックという渋いカラリングとなりました。
多くのバイクがそうですが、カラリングによりイメージが大きく変わり、どのカラリングも捨てがたい外観で、実車では全部のカラリングをそろえることはなかなかできませんが、模型ならばそれが可能なので、すべてをそろえて見比べてみるのもよいのではないかと思います。
こちらの商品は限定生産なので、商品が流通している間のご購入をお勧めします。

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