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プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
1/72ウォーバードシリーズのスーパーマリン スピットファイア Mk.�気量老燭任后�
説明の必要のないくらい有名な第2次大戦時のイギリス空軍の主力戦闘機で、その最初の量産型を模型化しています。
スピットファイアと言えば、楕円翼を採用した一番有名な航空機で、楕円翼は、航空機の翼の理想形状と言われていますが、生産性が悪いため採用された航空機はごくわずかな状況です。
航空機の性能を作用する諸元の一つに画面の形状を示すのにも使われている縦横比を示すアスペクト比があり、航空機の場合、揚力が一番重要で揚力を増すためにはとにかくアスペクト比を大きくする必要があり、人力飛行機の様に軽くて揚力を増すためには細長い翼を採用することとなります。
航空機の性能を作用する諸元のもう一つとして、翼面荷重があり、機体の重さが決まり、必要とされる性能から翼面荷重が決まると必然的に翼面積が決まることとなります。
翼面荷重が小さい(機体重量に比較し翼面積が大きい)と戦闘機では、旋回性と上昇力が増すといわれており、日本軍は、この2つの性能を重要視していたので、翼面荷重が小さい傾向にありました。
アスペクト比が高く、翼面荷重が小さいほど揚力が増しますが、抗力(空気抵抗)が増し速度が低くなるので、適正な揚抗比となるよう諸元を決定しますが、理論的には楕円翼が一番揚抗比が高くなるといわれています。
実際の航空機は、胴体があるため理論どうりにはならないようですが、スピットファイアの場合、出力1030馬力で同時期の零戦と大差ない出力で最高速度が586km/hと零戦よりはるかに速く、零戦には劣りますが、他の欧州の戦闘機に比べれば旋回性能も優れていたので、楕円翼を使用した甲斐があったといえるのではないかと思います。
楕円翼を使用した、美しいスピットファイアをコレクションにどうぞ。
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