DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
1950年代から70年代までアメリカ主力戦車であったM48 パットンの模型です。
戦後の第1世代に分類される戦車で、もともとは朝鮮戦争での運用を前提として開発されましたが、朝鮮戦争には間に合わなかった経緯があります。
この頃の各国の主力戦車の標準であった、61式戦車と同じ90mm砲を当初装備していましたが、50年代のソ連の主力戦車T-54が100mm砲を装備していたことより、攻撃力向上の必要性が生じ、70年代に当時の標準であった105mm砲を装備したM60が登場し、M48は、比較的短命な戦車となりました。
M48からM60に切り替わる段階で、70年代中頃よりM48に近代化の改修が行われ、本品の105mm砲を装備したA5型が登場しています。
M48と言えば、やはりベトナム戦争時の主力戦車で、海兵隊所属で使用されていました。
ただし、ベトナム戦争は70年代半ばには終結しているため、本品をそのままベトナム戦争を題材としたジオラマには使用できませんが、A5は新規に製造されたのではなく、A1〜A3を改修して生産されたため、実車の逆をたどればベトナム戦争時を再現することも可能になります。
韓国陸軍、カリフォルニア州兵部隊、レバノン政府軍の塗装例が示してあります。
キューポラとペリスコープがクリアパーツで成形されており、当時一般的であった車体と砲塔の鋳造表現が比較的おとなしめで個人的にはいい感じではないかと思っています。
足回りがすべて別部品なのでかなりの部品点数で、ジオラマの地形に合わせた足回りの調整も可能となっています。
第1世代必須の戦車ではないかと思います。
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