DETAIL
HOゲージ鉄道模型です。
EF81は、1968年に国鉄が開発した交流直流両用電気機関車です。
鉄道に関する個人的知識不足で、エジソン(直流推進者だった)の時代に交流電力が送電面で有利という結論となっていることより、当然鉄道車両も交流電力で運用されていると思っていたのですが、電動機の関係上からか東北、北陸を除いた本州のほとんどの路線が直流で運用されていることを今回初めて知りました(さすがに比較的歴史の新しい新幹線は全線交流のようです)。
本州だけを考えても直流と交流が混在することより、全線で走行可能な交流直流両用電気機関車が必要となったわけです。
近年の省エネ技術として、従来の交流電動機(大半の扇風機が該当)では効率が悪く制御範囲も狭いため、家庭用の交流電力をコンバーターにより直流化し、さらにインバーターにより自由な周波数の交流電力を発生させて電動機を駆動しているので、60年以上も前にどのような技術で交流、直流駆動を可能にしているのか興味がわき調べてみると、交流電化区間でおそらくダイオードを用いた主整流器により直流化し、駆動は従来のMT52直流直巻整流子電動機を用いており、当然ながら現代のような高度な制御は行っていないことがわかりました。
本品は、常磐線の95番車、レインボー塗装機を再現しており、なかなかかっこよい塗装の機関車だと思います。
HOゲージなので結構細部まで再現された鉄道模型で、眺めているだけでも楽しめると思います。
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