DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
三菱G4M2E一式陸上攻撃機二四型丁 桜花一一型付の模型です。
一般的な知識で言えば本機は爆撃機に分類されますが、日本海軍は独特の命名をしており、爆撃機は急降下爆撃が可能な機体のみで、水平爆撃、雷撃を行う航空機は攻撃機となるため、本機も攻撃機となっています。
一式陸上攻撃機は、陸上基地より出撃する日本海軍の爆撃機で一番有名な機体ではないかと思います。
葉巻型のスタイルが兵器としてはコミカルで好きな方も多いのではないかと思います。
本機は三菱が開発した機体で、三菱が開発した機体としては、雷電の様に大きなエンジンの機体で空力特性をよくするため、なだらかに断面変化させることが共通の設計思想で、本機も一目見て三菱の設計とわかる外観ではないかと思います。
そこそこの大きさの機体で、胴体も大きいわりには搭載爆弾が1t以下と、米英の爆撃機と比べれば思いのほか搭載量が少ないことにびっくりします。
本品は、二四型丁を模型化しており、桜花を搭載するために爆弾庫の形状を改造した機体なので、本品も桜花が付属します。
付属の桜花は、一一型で、固体燃料ロケットを推進力とした機体です。
固体燃料では飛行距離がかなり制限されるので、桜花を搭載した一式陸攻が目標物にかなり近づかなければならす、しかも桜花の全備重量が2270kgと最大積載量をはるかに超えてることにより、相当速度が低下し、桜花を飛び立たせる前にほとんど撃墜され、あまり効果的な攻撃ではなかったようです。
兵器としての性能はともかくとして、かなり大柄な一式陸攻ととても小柄な桜花の組み合わせは、模型としては見栄えが良いと思います。
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