DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
第2次大戦中の日本陸軍 Ki-21-Ib 九七式重爆撃機の模型です。
爆弾を機体内に装備し、高速性能に優れ、最高速430km/hを超えるので、当時の爆撃機としてはかなりの性能ですが、重爆撃機の割には最大搭載量が1000kgと欧米の重爆撃機と比べるとかなり劣る数値でした。
また、航続距離が短い代わりに重装甲で、海軍爆撃機と要求仕様が全く異なる点が、興味あるところです。
これは、正式採用となった1937年には日本軍が満州を占領しており、仮想敵国のソ連が陸続きとなるため、航続距離が必要なく(同じソ連を仮想敵国とするドイツ軍の航空機も総じて航続距離が短い)、爆撃頻度を多くすれば搭載量も少なくて済むため、防御性能を最優先した結果だったようです。
日本軍の場合、戦闘の主役が洋上戦闘のため、話題となるのが海戦で、それに登場する艦上機には人気がありますが、陸軍機で大陸での爆撃が話題となることがほとんどなく、それに伴い陸軍爆撃機の人気がいまいちという感じで、製品化が少ないことが残念な点です。
ということで、本品は貴重な存在で、個人的には陸軍爆撃機はかっこよく好きな機種なので、製品化をうれしく感じています。
日本陸軍の爆撃機をコレクションにいかがでしょうか。
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