DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
本品は、第2次世界大戦、ドイツ陸軍8輪重装甲車 Sd.Kfz.234/4を模型化したものです。
実車は、ドイツ軍の8輪装甲車としてもっとも有名なSd.Kfz.232の後継車両Sd.Kfz.234/1の派出車両で、本車両の他に5cm KwK39/1砲を全回転型砲塔に搭載するSd.Kfz.234/2プーマがあります。
生産が実施されたのは、第2次大戦末期の1944年12月から翌年の3月までで、90両程度生産されたようです。
この頃には戦車が著しく不足していたのでいろいろな車両を火力支援車両に変更していたころで、対戦車戦も行えるようプーマでは不足していた火力をより強力な7.5cm PaK40に変更しました。
さすがに長砲身なので旋回型の砲塔が搭載できず、射界は左右20°に制限されています。
このような派出型車両の実用性には疑問を感じますが、大戦末期のドイツでは戦況に応じて素早く撤退する必要があり、比較的路面の状況がよい地域では戦車より機動性があり、意外と重宝されたのかもしれません。
本品は、アルミ製の砲身、2種類のタイヤ、エッチングパーツを備えた豪華版となっています。
実車と同様に8輪がステアでき、オープントップ式の砲塔なので、完成後も車体内部を見ることができ、ジオラマにしたり、単品で飾ったり、いろいろな楽しみ方ができると思います。
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