DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
KV-1をベースに開発されたKV-2重戦車の模型です。
もともとは要塞攻撃のために開発されたため、152mmと大口径の榴弾砲を備えており、当然対戦車攻撃にも有効であったため、対戦車戦でも使用されたようです。
砲塔の前面装甲が110mmもあり、ドイツ軍の88mm砲以外では、撃破が困難だったようです。ただ人の身長と同じくらいの高さがある砲塔にそれだけの装甲を備えたため、とんでもない重さがあり、車体が傾いた状態では砲塔を回転させることができないという、どう見ても欠陥車両であり、他の国では正式採用されることはない車両だったといえます。
大口径のため、砲弾も相当な重さなので、弾頭と薬きょう部分が分離されていたようで、そのため砲弾の装填に2名必要なので、乗員が6名だったそうです(そういえば最近見た何かの番組でライフル銃から放たれた弾丸をCGで再現した映像が放映されたのですが、弾頭と薬きょうが一体になったまま空中を飛んでおり、弾頭のみ飛び薬きょう部分が銃に残るということを製作メンバーが誰も知らないということに衝撃を受けました)。
KV-2に関する思い出と言えば、1/35MMシリーズでKV-1が商品化された時、同スケールを販売していたメーカーはタミヤしかなかったため、製品数の絶対数が少なく、改造で穴埋めを行っており、KV-2はインパクトあるスタイルなので、格好の改造アイテムであり、雑誌でその記事を見た記憶があります。
現在は、多くのメーカーが1/35スケール(1/48が少ないのは残念ですが)を製品化しており、苦労せず色々な商品が手に入る時代となったのは喜ばしい限りです(そのせいか雑誌で改造記事をあまり見かけなくなったように思います)。
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