DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
ドイツ空軍 Fw189A-1 偵察機 の模型です。
双発・双胴で中央にコックピットを配置するというアメリカ陸軍のライトニングと同じ構成の偵察機でコックピット前後に視界を邪魔するものがないので、偵察機として優れた構成であると感じます。
日本の偵察機と言えば、海上を飛行することが一般的なので長大な航続距離を要求されるのに対し、本機は航続距離が670kmしかなく、また偵察機の大敵は戦闘機であり、彩雲のように戦闘機に負けないくらいの速度で敵機より逃げることを考えていたのに対し、本機は双発であるにもかかわらず2台のエンジンを合わせても1000馬力なく速度も300��/h台であり、ドイツの場合、陸続きの敵陸軍の情報収集が主であり、敵機の攻撃もそれほど考慮していなかったことによるのではないかと想像します。
ドイツ空軍機独特の多面体のキャノピーは、マスキングが大変ですが、完成した姿を見ると努力が報われた感じがします。
ドイツ軍の偵察機と言えば、シュトルヒを最初に思い浮かべますが、まったくスタイルの異なる本品もコレクションに加えたい1品と言えます。
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