DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
XXから数えて3代目、国内としては初代(海外では最初からスープラの名称を使用)スープラ A70 3.0GT ターボリミテッドを模型化しています。
昨年、タミヤより現行3代目スープラが模型化されており、スープラファンにとっては夢のような状況と言えるのではないでしょうか。
現行スープラの模型での製品紹介で燃費のことをすこし取り上げていましたが、今回その謎が解けて、2002年に2代目スープラの生産を終了してから2000年代に数多くのハイブリッド車をラインナップに加えた結果、各メーカー内で達成しなければならない燃費目標値を軽くクリア可能なり、燃費の悪いスポーツカー(生産数が知れているのでメーカー全体の燃費にほとんど影響を与えませんが)を生産可能となったようで、20年以上ハイブリッド化による自動車業界の燃費向上に貢献したトヨタへのご褒美のようなものかもしれません(共同開発のBMWは、低燃費の車両をあまり持たないので燃費面での制限があるようです)。
初代スープラに話を戻し、最初のモデルが1986年に発売になったのですが、その前年、私はトヨタ系の自動車部品メーカーに勤めており、スープラの主要エンジンである7M-GTEUに担当していた部品(大した部品ではありませんが)が使用されており、車両での搭載状況を見せてもらうため、開発中の車両をトヨタ本社内で見た経験があります(ちなみに1G-GTEUの部品も関係していました)。
なので初代スープラを所有したことはありませが、結構懐かしさを感じる車両であります。
80年代は、CO2排出にさほどうるさくなく、排気量3Lでターボ車という現在の基準で言えばクレームが付きそうな車ですが、車両面では逆に規制が多く、2Lを超えなくても車体の幅が1.7mを超えると中型車扱いになり、税金が高くなる時代でした(現在は排気量のみにより税金が決まるようになり車両のスタイルという面ではよい時代になりました)。
XXには、下位グレードに2Lがあったため、車幅を1.7m以下にする必要があり、その上直6の細長いエンジンを縦置きにするため、車体がとても細長く、かっこよい車とは言えませんでしたが、本品のモデルとなったリミテッドは、1988年に発売が開始されたグレードで、ブリスターフェンダーの3ナンバー仕様となり、スタイルがかなり良くなったと思います。
80年代の車両がまた1台模型化され、おじさんカー模型ファンにとって必須アイテムが増えたといえると思います。
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