DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
実機は、従来型のUS-1から切り替わり2007年から運用が開始されました。
実機で最も有名なエピソードとしては、2013年6月にフリーキャスターである辛〇さんがヨットで太平洋横断中にクジラに衝突し、遭難したため、US-2が救助に向かったことだと思います。
通常であればヘリコプターが救助に向かうのですが、宮城沖1200kmであったため、ヘリコプターでは航続距離が足りず、当然船では、到着までに時間がかかりすぎます。
速度、航続距離の面では、オスプレイも可能性がありますが、ホバリングをしながら救助ができるのかは不明です。
US-2ならば、航続距離が4700kmで速度も480km/hで飛行可能であり、US-2の唯一の配属先が岩国基地(岩国基地は基本的には米軍基地ですが海上自衛隊も併設されています)で宮城からもかなり離れていましたが、ぎりぎり到着が可能だったようです。
US-2は、世界で唯一高波3mで離着水が可能で、着水距離330m、離水距離280m(速度90km/h)と超STOL性能なので、救難業務としては最適な飛行艇であったと思います。
また、US-2から与圧キャビンになったので、辛〇さんの帰りの飛行機旅は快適だったと思います。
US-2には、陸上での移動が可能なように収納可能な車輪を装備しており、模型でも陸上待機児を想定した車輪を部品化しており、この時尻もちをつかないためのウエイトも付属しています。
車輪が出ていない姿が好きな方用に、飛行状態での展示可能なスタンドも付属しています。
1/144と小スケールの模型ですが、第二次大戦中の1/72軽爆撃機模型くらいの大きさがあり、機体後半のリベット表現が大きさに見合った感じの良いモールドと感じます。
大戦機、現用機を問わず1/144スケールは、大型機コレクションに最適なスケールだと思います。
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