プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
いすゞ 117クーペ 初期型の模型です。
ジウジアーがデザインしたスタイルは、今でも評価が高く、現代発売されても多くの人に支持されるのではないかと思います。
いすゞ が乗用車を生産していたことを本品で初めて知った若い方もおられるかと思います。
私がかなり小さいころの車で所有を検討することはありませんでしたが、7連の横長メータパネルやとっても細いハンドルなど当時のスポーツタイプの車のお決まりの仕様で、子供のころとてもあこがれていましたが、私が車を購入するころにはそのブームは終わってしまい、このような車を一度も所有することがありませんでした。
なので、せめて模型でその夢を達成できることを非常に喜んでいます。
そのメータ部分は、凸モールドで再現されており、デカールは、パネルとメーター部が分けられたものと一体となったものの2種類用意されていることにより、前者はモールドそのままでデカールを貼る方式と、後者はモールドを削り貼るあるいはモールドそのままでソフターなどを使用しモールドに馴染ませる方式を製作者が選べるようになっています。
当然、前者が一番良好な仕上がりが期待できると思います。
近年の自動車模型では、シートの裏側がなく自分でシートの裏側を埋めなければならないことが多いのですが、本品はその裏側のパーツがあるのがとてもありがたく感じます。
最近はエンジン裏側とシャシーが一体となった模型が多いのですが、本品は、裏側のみですがエンジンが別体で再現されているので、エンジンをよりリアルに再現したい人には、エンジン部を切り離す手間を省くことができます。
ハセガワは、さすが静岡のメーカーなのでデカールに沼津、静岡、浜松と静岡のナンバーが多く付属しており、地元愛をとても感じます。
昔からの117クーペファン、模型で初めて117クーペを知った方など、多くの方にお勧めできる自動車模型だと思います。

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