DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
フランス、ラファール戦闘機の海軍(艦上戦闘機)版ラファールMの模型です。
実機は、イギリス、西ドイツ、イタリア、スペインの共同開発で始まりましたが、フランスのみ艦上戦闘機版も考慮しなければならなず制約が多かったため、他国との意見が合わずフランスが抜ける形で、残った国でユーロファイターを開発することとなりました。
その結果、どちらの機体も主翼にデルタ翼、(先)尾翼にカナード翼をもつ構造と、とても似た形状になり、共通化できなかったのかなと思わずにはいられません。
それにしても欧州は、デルタ翼の戦闘機が好きで、これはNATO軍の戦闘機の主任務が迎撃のためと聞いたことがあり、確かにデルタ翼は、大迎え角でも失速しにくい特性があるためだと思います。
ただ、どちらの機体も翼端を切り落とした形でクロースカップルドデルタ翼というそうで、デルタ翼も進化しているようです。
震電でも検討されたカナード翼は、一般的な尾翼が重心の関係でピッチングの力を抑えるため、下向きの力としなければなりませんが、先尾翼ならば上向きの力となり、揚力に貢献できるので理想的な方式と言われていましたが、実用化された機体が少ないことより、実用化には困難なことがかなりあるのではないかと思われます。
カナード翼を世界で一番早く実用化したのが、ミラージュにカナード翼を加えたクフィルなので、デルタ翼とカナード翼は相性がいいようです。
本品は、プラッツとイタレリの航空機シリーズの第2弾で、イタレリの成型品にカルトグラフ製のデカールが付属しており、箱絵のフランス海軍着艦100周年記念塗装機を再現することができます。
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