プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
グラマン社が開発したアメリカ海軍艦上雷撃機TBF-1C アベンジャーの模型です。
アベンジャーは、TBD-1デバステーターの後続機として1942年より運用を開始し、ミッドウェー海戦には間に合いませんでしたが、第二次大戦全般で活躍し、本品は、最後の大海戦となったレイテ沖海戦時のアベンジャーを再現しています。
本品は、Ｃ型を模型化しており、Ｃ型は、内部燃料タンク容量を増し、航続距離を格段に向上させた型で、実質的にアベンジャーの代表的型式と言えると思います。
日本の雷撃機とは異なり、アベンジャーは、爆撃機の様に機内に爆弾庫を備え、付属する爆弾、魚雷を扉を開けた状態で機体下に装着することができます。
アベンジャーは、窓枠が多く塗装が大変そうに感じますが、本品にはマスクシールが付属するので塗装の手間を大幅に低減してくれると思います。
計器盤がクリアパーツで再現されているため、メーター部分を除き塗装をしたならば、ガラス面を再現したかっこいい計器盤を作ることができます。
凹凸のリベットを要所に使用し、スケールに合ったすっきりしたモールドで、機体内部もよく再現され、大きいキャノピーで内部がよく見えるので、シートベルトを追加するくらいで、かっこいいアベンジャーが完成すると思います。
第二次大戦航空機ファンにおすすめの模型だと思います。

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