プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
2006年に登場したカワサキ ZZR1400の模型です。
1999年に登場し、300km/h超で走行可能なスズキのハヤブサに対抗するために登場した、ニンジャ ZX-12Rがスーパースポーツよりの車両であったため、商業的に失敗したことを教訓にし、ツアラー仕様としたのがZZR1400です。
リッターバイクでオーバー200psとなる競合車両があるなか、1352ccという大排気量ながら190psという控えめな出力のおかげで、低速から十分な出力を発生し(オーバー1000ccである時点ですでに十分な出力特性と言えますが)、余裕の走りを実現できるバイクです。
最高出力の190psも車両が停止時の出力特性であり、ラムエアインテークを採用しているため、走行時の出力は200psあり、カタログ値以上の余裕があるといえます。
わたしは、ツアラーバイクを所有したことがなく(レーサーレプリカ全盛期にバイクに乗り始めたため)、近年はゆったりとバイクに乗ってみたいと考えており、中古でバイクを購入する時は、候補に入れてみたいと思えるバイクであります。
近年バイクを乗り始めた人(と言っても20年くらい前から)は知らないかもしれませんが、ZZR1400にはフルカウル仕様であるにもかかわらずメインスタンドが付属しており、模型でも展示方法の選択肢を増やしてくれるうれしい装備であります。
各社国産バイクの模型をそろえて比較してみる、模型ならではの楽しみ方は、いかがでしょうか。

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