DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
スズキRGV-Γ (XR89)の模型です。
1970年代後半にスクエア4エンジンによる出力特性の優位性によりGP500(ロードレース世界選手権)のタイトルを複数回獲得していましたが、1982年にワークス活動を休止していました。
1988年に本格復帰を果たしましたが、エンジンが横置きV型4気筒に変更されました。
ただし、2軸、つまりクランクシャフトが2本あることより、V型というよりスクエア4エンジンに角度を付けたと考えた方が機構的には近いのではないかと思います。
GP500復帰後に1993年ケビン・シュワンツによりチャンピオンを獲得し、さらに本品は、1999年にスズキのライダーとなったケニー・ロバーツ・Jrのマシンを再現しており、2000年にチャンピオンを獲得しています。
ロードレース世界選手権は、2003年より4サイクル1000ccとなってしまったため、GP500末期のマシンを再現していることになり、今となっては公道車でもほとんど見かけることがなくなった2サイクルエンジンを見ることができ、特にチャンバーは、2サイクル独特の部品なので、模型でも見せ場になる部分であると思います。
歴史的2サイクルマシーンを再現した模型をコレクションにお勧めします。
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