DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
ドイツ空軍V1飛行爆弾&カタパルト発射機の模型です。
巡航ミサイルの先駆けとなるV1飛行爆弾は、陸地より発射されるので陸軍の管轄兵器と考えることもできますが、当時のドイツでは現在のドローンの様に無人の飛行機と考え、空軍の管轄としていたので、本品でも航空機の分類としました。
V1飛行爆弾は、推進源としてパルスジェットエンジンを使用し、飛行制御を当時すでにあったジャイロセンサーを用い、プロペラの回転数により飛行距離を算出し、所定の距離になるとエンジンを停止し、目標に到達するしくみでした。
当時は、無人飛行制御技術が不十分で、発射された多くが目標地の近くに到達することなく墜落し、目標地に到達しても戦闘機程度の速度だったので、対空兵器によりかなりの数が撃ち落され、一たび姿勢が乱れると姿勢復帰が困難であった特性を利用され、戦闘機の翼をV1の翼に当て、姿勢を乱して墜落させる戦法も用いられ、結果的に目標に到達したのは3割程度だったようです。
大陸間弾道弾の元祖のV2とよく比較され、V2は発射されると迎撃はほぼできないので、V2の方が成功作と言われていますが、V2は非常に高価で、コストも含めて考えるとV1の方が効果的であったようです。
本品には、発射台を再現できるエッチングパーツが付属した限定品で、箱絵の姿がイギリスのダックスフォード帝国戦争博物館で復元されたV1発射台とほぼ同じなので、こちらを参考にして模型化したものと思われます。
V1を用いたジオラマは珍しいので、面白いアイテムではないかと思います。
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