DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
ホンダNSR500の模型です。
NSR500は、1984年からレギュレーションで2ストロークが使用禁止となる2002年まで使用されていたホンダの500cc2ストロールのレーシングマシーンです。
ホンダはGP500のレース復帰後、4ストロークマシンで戦っていましたが、当然同排気量で2ストロークマシンに勝つことが困難で、レース勝利を第一目標にし1983年より3気筒2ストロークマシンでチャンピオンを獲得すると、さらにパワー面で有利なV型4気筒マシンであるNSR500を1984年に登場させています。
最初のNSR500は、タンクを車体下に設け低重心化を図る斬新なレイアウトでしたが、種々の問題点より1985年のマシンより、車体上にタンクを設ける通常の配置とし、本品は、その翌年の1986年のマシーンを模型化しています。
当時の全日本ロードレース選手権GP500は、平忠彦が断然速く3連覇を達成していましたが、1986年のNSR500の完成度が高かったこともあり、木下恵司が久々にタイトルを獲得しています。
木下恵司と言えば、GP500での年間チャンピオンがかかった1983年の最終戦に、他のライダーが自分のペースで走行していたのに、木下恵司のみ特別参戦していたスペンサーを追いかけ、転倒したレースを観に行ったことを覚えています。
常に安全な走行をして年間チャンピオンとなった平忠彦よりも無鉄砲な走行をしてチャンピオンを逃した木下恵司の方がちょっとだけ好きなライダーでした。
現在、たばこメーカーのカラリングの模型が製品化できないこともあり、本品は、1986年の木下恵司5年ぶりのタイトルを獲得した、ファクトリーカラーのカラリングが再現可能となっています。
私も、歴代チャンピオンマシーンをいずれは作ってみたいと思っています(ロスマンズカラーのキットがないのが残念です)。
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