DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
ダグラス社が開発したアメリカ海軍艦上急降下爆弾機SBD-2 ドーントレスの模型です。
ドーントレスは、1940年より海兵隊で運用を開始し、最も戦果を挙げたのがミッドウェイ海戦であると思います。
ミッドウェイ海戦において、日本海軍が先に攻撃を開始したアメリカ海軍の雷撃機の迎撃に兵力をほとんど集中してしまった結果、上空の防衛がおろそかになり、ほとんど無防備でドーントレスの急降下爆撃が可能となり、空母4隻撃沈という戦果をあげました。
ドーントレスの意味は、恐れを知らない、勇敢なということであり、高射砲に撃墜されない数千mの高度から垂直に近い急角度で爆撃をするので、たしかに命知らずの人しか操縦ができそうもなく、高所恐怖症の私はとてもできそうにありません。
ドーントレスには、海兵隊仕様もありますが、本品は、ミッドウェイ海戦に参加したアメリカ海軍仕様のSBD-2を模型化しています。
艦船模型で有名なフライホークが模型化しており、航空機模型にはそれほど実績がありませんが、デリケートな凸リベットが適度にモールドされ、経験の少なさを感じない内容となっています。
グレードアップパーツとして自重変形タイヤが付属しているのと、本品の様に窓枠の多いキャノピーのためのマスクシールも用意されているので、模型作りに最低限必要な工具・塗料・接着剤を用意すれば、かなりの完成度の模型を製作可能な状態になっていると思います。
また、ドーントレスと言えばあの孔の開いたダイブブレーキがあり、別パーツとしてきれいに孔の開いた成型品が付属し、なぜかメモ用紙もおまけとして付属しています。
エンジンのプッシュロッドが別部品化されているなど、スケールの割には精密模型となっていますが、近年模型化されたアカデミー製に比べ、あちらが上のスケールとなる1/48であるにもかかわらず、フライホーク製の価格が2.6倍と、なかなかの高額模型となっています。
とはいってもドーントレスは、歴史に名を遺す名機で、航空機ファンのコレクションにおすすめの模型だと思います。
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