プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
日本人には説明の必要のない、第2次大戦中の日本海軍艦上戦闘機零戦 21型の模型です。
ウイークエンドエディションなので、本品は、着色済み計器類やシート、機関銃周りのエッチングパーツが省略された廉価版です。
零戦 21型は、個人的認識で52型に次ぎ人気機種で、おそらくエデュアルド初の零戦模型で21型を最初に模型化するあたり、なかなかマニアックな感じがします。
このところ海外メーカーが日本機模型を製品化しており、ちょっとした日本機ブームという感じで、アジア以外でも欧州メーカーが零戦模型を製品化しつつあります。
海外、特にアメリカでは零戦はかなり有名な戦闘機なので、私が子供の頃でも海外でそこそこ模型化されていましたが、当時はたいして資料が出回っていなかったことにより、零戦に見えればよいという感じでしたが、海外でも豊富に資料が入手可能となった現代製品であるため、海外製品とは思えない日本製以上の出来で、現状で最良の零戦模型ではないかと思います(日本では早々に製品化しているので、最新技術導入という点でかなり不利と言えます)。
特に機体全体に繊細な凹リベットモールドが施されており、写真で本品を観たならばひとクラス上のスケールに感じるくらいです。
箱絵には、飴色に塗装された零戦が描かれており、近年の考証もしっかり導入されていることがわかります。
本品の唯一の問題点は、窓枠の多い機体にも拘わらずマスクシールが付属していないことですが、別売でマスクシールも販売されていますので、作業性を高めたい方はそちらを入手されるとよろしいかと思われます。
また、プロフィパックエディションに付属されているエッチングパーツによる計器盤やレジン成形による車輪や3Dプリンターによる翼端など、豊富なディテールアップパーツも発売されていますので、こだわりに応じてグレードアップするのも楽しみと思われます。
零戦模型ファンにはお勧めの商品だと思います。

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