プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
本品は、メルセデス ベンツ 300SL ガルウイングを模型化しています。
実車は、1954年から1964年の間、販売されていたSLクラス最初のモデルで、300SLは、3000ccのスポーツカーを示します。
クーペとロードスターの2種類があり、本品は、クーペタイプで一番の特徴はガルウイングドアを採用しています。
私は、スーパーカーブーム世代なので、ガルウイングドアを知ったのはカウンタックで、カウンタックのガルウイングドアは昆虫の羽のように後ろから斜め上に開くのに対し、300SLは実際のガルウイングのように真横に開きます。
カウンタックは、天井が低い駐車場では乗り降りができない反面、車間の狭い駐車場では逆に乗り降りがしやすい特徴がありましたが、300SLは、どちらにも制約があり、日本の駐車場事情には合わない車両といえます。
しかもサイドシルが非常に高く、またいで乗らなければならないので、デートで乗っていくとひんしゅく間違いなしです（したくてもできませんが）。
実車を所有していた有名人として力道山がいるらしく、さすがに私でも力道山をリアルタイムで観たことがありませんが、父親がプロレス好きだったこともあり、馬場と猪木が同じリングに上がっていたところを観たことがあり、近年のプロレスファンには羨ましがられる世代であります。
近年のスポーツカーは、使い勝手もよいので、二度とこのようなスポーツカーは登場しないと思われ、歴史的名車を模型でコレクションにしてはいかがでしょうか。

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