DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
本品は、1910年創業のアルファロメオ110周年を記念し、8C2300ロードスターを模型化しています。
実車は、8C2300が示す通り、8気筒2336ccスーパーチャージャー付きエンジンで1931年から1935年の間、生産されていました。
90年以上前の市販スポーツカーで現在の同等排気量の一般的な車両と同等な142psの出力なので、当時は相当な高出力であったと思われます。
8気筒といってもV型ではなく、4気筒エンジンの間にギアを介し出力するエンジンで、中央のギアでエンジンバルブ、スーパーチャージャー、補器類を駆動しており、私の知る範囲では1980年代のスズキGP500レーサーのスクエア4エンジンに近い構成と思われます。
シリンダヘッドとシリンダブロックがなんと一体で鋳造されており、エンジンバルブはシリンダの方より着脱するようで、エンジンバルブのメンテナンスを行おうとするとエンジンを車両から外さなけばなりません。
ただし、エンジンバルブのメンテナンスが必要なほど長く乗る人はまれなので、シール部からのオイル漏れの心配がない分、意外とこちらのほうがメンテナンスフリーといえるかもしれません。
現代の車両と異なる部分も多数あり、メカニカル的にも興味の湧く車両といえます。
現代ではモーガンのみが採用する、クラシカルなオープン2シーターのスポーツカーで、しかも1/12という大スケール模型なので、製作&鑑賞両方で楽しめる模型だと思います。
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