DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
フランス軽戦車H39の模型です。
H39のベースとなったH35が開発されたのが1930年代で、まだ戦車の用法が確立されていないころで、騎兵隊に代わる機械化部隊用として開発されたのにもかかわらず最高速度が20km/h台だったため、十分に役割を果たすことができない状況を解消するために開発されたのがH39です。
エンジンを高出力化したことにより最高速度が36km/hと大幅に向上し、さらに火砲も長砲身化することにより、当時としてはかなりの戦闘力のある戦車となりました。
H35から基本構造に変化がないため、見た目はほとんど変化がありません。
フランス軍がドイツ軍と戦ったのが第2次大戦初期のみだったので、フランス軍の戦車として実戦に使用されたのはごく短期間で、その後ドイツ軍によって使用された期間の方がはるかに長いという、ちょっとかわいそうな戦歴の戦車と言えます。
そのためフランス戦車兵の他にドイツ戦車兵のフィギュア計2体が付属し、塗装例もフランス、ドイツ2種類が用意されています。
タミヤからは以前ルノーの軽戦車R35も製品化されており、どちらもとても小さな戦車で、全長が約4mで全幅が約1.8mと、ちょっと幅の広いコンパクトカーくらいの大きさで、乗員2名で操縦以外の役割を車長がする点も同じで、他国があまり実用化していないこのような小さな戦車を2社も生産している不思議な状況で、やはり騎兵隊の代替なので、走る以外の任務を1人で行うのが当たり前という考え方があったのかもしれません。
実車がとても小さな戦車なので、模型としてもとても小さく、1/48の重戦車より小さい位ですので、H39とR35を並べて飾りたくなります。
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