DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
中国のボーダーモデル社のハノマークSd.Kfz.251のバリエーションSd.Kfz.251 Ausf.D w/R35砲塔の模型です。
第2次大戦全期間活躍したドイツ陸軍Sd.Kfz.251は、数多くのバリエーションがあり、名称で分かるように以前製品化されていた基本の型である装甲兵員輸送車型のバリエーションキットでフランスの軽戦車R35の砲塔を追加して模型化しています。
Sd.Kfz.251にはA〜D型が存在し、本品はD型で、A〜C型から大幅に外観が変化した型で、大戦末期に登場したため大幅に物資が不足し、既存の部品を組み合わせ応急的に仕立て上げられた車両が数多く存在します。
本品もその中の1車両で、対戦初期にフランスに勝利したことにより数多くのフランス陸軍の軽戦車R35を鹵獲し、当初はそのまま使用していましたが、戦局が進むにつれて戦車としては火力が不十分となってきたため、車体を例えば自走砲として流用した結果、数多くの砲塔が余ってしまい、その解決策として造られた車両ではないかと想像します。
戦車としては不十分の火力であっても、もともと兵員輸送車なので、歩兵の支援としては十分という判断なのではないかと思います。
実際のどのような戦場で使用されたかは不明ですが、現場の要望で急遽造られた車両のようで、箱絵でも車体と砲塔が異なる塗装がされている姿が描かれています。
長年多くの箱絵を見てきましたが、ちょっと不思議なタッチの箱絵で、子供を守るためか母親アヒルが2人の兵士の1人を威嚇しているちょっとのどかな状況かと思いきや、敵か味方かわからない2人の兵士が車両の影よりその様子をうかがっており、ちょっとミステリアスな箱絵になっています。
R35をベースにした自走砲も模型化されていますので、本品と一緒に飾るのも楽しいのではないかと思います。
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