DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
第2次大戦後期ドイツ陸軍でパンター戦車をベースにして製作された駆逐戦車ヤークトパンターの模型です。
ヤークトパンターはパンターの前面及び側面の装甲を延長し戦闘室を構成しており、装甲がフラットなため、パンターと同じ装甲厚にもかかわらずパンターより防御性能が高かったそうです(戦車は結構砲塔と車体上面の境目あたりが弱いらしい)。
さらに主砲がティーガー�兇汎韻�71口径88mm砲を搭載しているので、2000mの距離で大半の連合国軍の戦車を撃破でき、前面の装甲を破壊できる連合国軍の戦車がなかったため、対面する戦闘であれば無敵であったようです。
ヤークトパンターのサスペンションは、ダブルトーションバー方式を採用しており、これは2本のトーションバーを継ぎ手によりつなげており、トータルのトーションバーの長さが長く、ストロークが長く高い緩衝能力を有しています。車をローダウン化するためコイルスプリングをカットするとサスストロークが短くなるのと同じ理屈です(ちなみに耐荷重能力はトーションバーの径に依存し、長さは関係ありません)。
本品は、G1後期型を模型化しており、パンターA型をベースにした車両です。
製造メーカーのタコムは、中国のメーカーで主に1/16と1/35の軍用車両を製品化しているメーカーで後発のメーカー(と言っても10年以上は経っていると思います)なので、ユニークなラインアップで以前より興味のあったメーカーです。
最近増えてきたフルインテリアの戦車(本品は駆逐戦車ですが)で、部品点数が非常に多く、かなりの時間楽しめる内容となっており、駆逐戦車なので戦闘室上面を接着しなければ完成後も内部を見ることができ、完成後もかなり楽しめる製品だと思います。
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