DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
アメリカ海軍艦上戦闘機F-14A トムキャットの模型です。
現在ではF/A-18 スーパーホーネットにすべて切り替えられ、2006年に退役していますが、模型界ではいまだに人気のある機体です。
最初に人気が出たのは、80年代のアメリカ映画’トップガン’で登場したことによる要因が大きく、近日中に続編が上演される予定なので、前作をまた見直す人が多くあらわれることが予想され、人気が再燃するかもしれません。
本品は、製品化されて30年以上経過したベテランキットでありますが、最新キットに負けないスタイルの良さが現在でも高く評価されており、最新キットに比べ低価格であることもよさの1点と言えます。
現在の目で見てもかっこいいトムキャットでありますが、運用が開始したのは、ベトナム戦争終結直後の1974年というのが驚きです。
当時、対艦攻撃は、爆撃機や攻撃機によるものが主流であったため、同時期のF-15と異なり、戦闘機と言っても爆撃機や攻撃機への要撃が主流であったそうで、それにもかかわらずF-15との模擬空戦では、多くの場合、F-14方が優位であったというエピソードをいまだに覚えています。
当時私は子供でありましたが、航空機(特に戦闘機)にはかなり興味があり、メカニズムに関してもいろいろな書物よりかなりの知識を得ていたのですが、主翼に補助翼がなく、スポイラーのみで旋回を行う(旋回したい方のスポイラを作動させ、バンクさせることにより旋回を実施)ということにかなり衝撃を受けた記憶があります(現在でも旅客機にスポイラは使用されていますが、旅客機の場合は減速が使用目的です)。
可変翼がこの頃のトレンドでありましたが、戦闘機としてはかなりのポテンシャルであったにもかかわらず、コスト大であることと、翼下に兵器を搭載しずらいことが同時期のF-15と比べ短命になった原因だと思われます。
ただ、かっこよさは不変なので、コレクションに加えたい1機だと思います。
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