DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
1961年から1992年の間販売されていたルノー4の模型です。
ルノー4には前期型と後期型があり、後期型を模型化しています。
実車は、ルノー初の前輪駆動を採用しましたが、開発の簡素化のためか先代モデルでRRであるルノー4CVのエンジンをそのまま前に移動させたような配置としたため、縦置きでしかもミッションがエンジンの前にあるというユニークなメカニズムとなっています。
そういえば、40年くらい前のスバル車も縦置きエンジンのFFだったと記憶していますが、こちらはミッションがエンジンの後ろにある通常のFRの車と同じ形式であるため特に問題ありませんが、エンジンの前にミッションがあるのでシフトのリンケージがエンジンの上を超えて配置されるという複雑な機構となっていたようです。
前輪がWウィッシュボーンで後輪がトレーリングアームでどちらもトーションバーで荷重を支える構造となっており、特にフランス車特有のソフトな乗り心地を達成するため、後輪のトーションバーは、車体幅と同程度の長さがあり、このトーションバーを前後に配置したため、ドイツの�傾羸鐚屬里茲Δ忘険Δ離肇譟璽螢鵐哀◆璽爐�前後にずれた構成となっています。
最近の国産自動車模型と異なりエンジンもちゃんと再現されており、前述のシフトリンケージも再現されているようで、メカニズムを楽しめる内容となっています。
ドアのウィンドゥが内装と一体となったクリアパーツで一体成型されており、接着剤でクリアパーツを汚さない配慮もされています。
シトロエン2CVと同時期の車で、現代と比べるとちょっとのんびりとした感じが残る車で、最新のかっこいい車もいいのですが、温かみを感じるルノー4のような車の模型もコレクションとして加えるのもよいのではないでしょうか。
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