プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
前作の真珠湾攻撃で出撃した零戦二一型を再現した模型に対し、今回はミッドウェイ海戦を舞台としたグラマンF4F-3/4ワイルドキャットの模型です。
前作と同様に本品は、2機セット品で、部品がすべて2機分用意されています。
-3型と-4型が製作可能ですが、コンバーチブルということではなく、各1機製作可能となっています(例えば-3型を2機製作することはできません)。
他の商品のプロフィパックエディションと同様に、本品は、彩色済み計器類やシートベルトなどのエッチングパーツが付属した豪華版です。
各動翼はすべて別パーツで実感を増すとともに、好きな位置で固定することも可能としています。
零戦の時と同様に、本品にはマスクシールが付属しており、製作意欲を増すこと間違いないと思います。
キャノピーは、最近のキットではお決まりの開と閉用の2種類の部品が用意されています。

ワイルドキャットと言えば、零戦に全く歯が立たず、ちょっと前までは、模型業界では不人気機種だったと思いますが、ちょっと前にアルマホビーより1/72スケールの決定版が発売になったばかりなのに、今度は1/48スケールの決定版が発売になり、性能はともかくスタイルが個人的に好きであったので、とてもうれしい限りです。
単品(-3型)も発売されていますが、単品を2倍したよりわずかにお買い得となっており、なによりー4型が欲しい方にはお勧めです。
同じ部品は、重ねてパッケージングしてあるので、2機分の割にはコンパクトなパッケージですが、かなりの部品点数で特にワイルドキャットの特徴である脚収納部が精密に再現されており作りごたえは満点だと思います。
組立説明書もカラー印刷の豪華版で、冒頭4ページにわたりミッドウェイ海戦の説明がされており、本品に対する情熱を感じる商品となっています(英語表記であるのが残念ですが)。
このスケールとしてはかなり高価ですが、すべての航空機ファンに満足いただける内容の商品だと思います。

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