DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
ランチア 037 ラリーは、ランチアが1982年にWRCに参戦していた時のマシンの俗称で、正式名は、単にランチア・ラリーだったようです。
037は、開発を担当したアバルトの開発コードSE037から流用されており、日本でいえば最後の後輪駆動だったレビンが開発コードから86と言われたのと同じといえます(後に後輪駆動の車両が復活し、86が正式名になりました)。
先代が名車ストラトスで、登場した1982年にはすでにクワトロが活躍していた時期で、時代は4駆が主流となっていましたが、ランチアに4駆を開発する余力がなく、1985年にデルタS4が登場するまでのつなぎ役だったようです。
前年にランチアがデルタS4を登場させたため、1986年は、プライベーターでの参戦で、第3戦ポルトガルラリーで2位となったカルロス・ビカのマシンを模型化しています。
ストラトスがレース用に開発された車両で無駄のないスタイルであったのに対し、037 ラリーは、市販車のベータ・モンテカルロをベースにしており、高級志向のスポーツカーであったので、現代の感覚で観るとラリーカーとは思えないくらい大柄で、ストラトスと同じミッドシップリア駆動なのに、ミッドシップを感じさせないくらいフロントが長く感じます。
大活躍した車両ではありませんが、ラリーの老舗ランチアの名車ストラトスとデルタのつなぎ役で、ラリーカー模型ファンのコレクションに必須ではないでしょうか。
当店の商品には、次回のお買い物で使用可能な購入金額の5%の当店ポイントが付きます。
また、新規のお客様には、500ポイントを進呈しますので、会員登録をお願いします。