DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
ソビエト重戦車 KV-1 1941年型の模型です。
前モデルが1972年発売なので、なんと48年(ほぼ半世紀)ぶりの完全リニューアルで、子供のころから馴染みのあるKV-1の模型が最新技術を用いて満足できる内容となったことは、うれしい限りです。
KV-1の実車について少し触れると、1941年対ドイツ戦が始まった当初は、重装甲で対戦車戦に非常に有効であったのですが、ドイツ軍がティーガーやパンターを導入するに至り、優位性がなくなり徐々に戦線から数を減らすこととなったようです。
メカニズム面では、当初より転輪のリムとハブの間に緩衝ゴムを設けることによりゴムの使用量を減らす工夫がされており、ドイツ軍も大戦後半にこの技術をまねた転輪を使用しています。
乗員が5名ということで、ドイツ軍と同等なので当然装填手がいるのかと思いきや、操縦が非常に大変なため、1名は補助操縦手で車長が装填手を兼務するという、西側諸国では全く考えられない欠陥戦車だったようです。
本品は、1941年型を模型化しており、前モデルではtypeCと言っていましたが、現在では何年型というのが一般的のようです。
1941年型は41.5口径76.2mm砲なので、KV-1の中では長砲身で、かっこいい外観だと思います。
ただし1941年は、ドイツ戦が始まり大変だった時期なので、前述のわずかな緩衝ゴムまで省略した全鋼製転輪が採用されており、とんでもない乗り心地だったと想像できますので、西側諸国であったならば乗車拒否が起こっていたのでないかと思います。
樹脂製連結式履帯となり、前モデルに比べ格段にグレードが増した本品は必須アイテムだと思います。
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