プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
タミヤの1/12ビッグスケールシリーズNO.56ポルシェ934ヴァイラントの模型です。
本品の元となったのが1976年のシリーズ20番目のポルシェターボRSRタイプ934で実に最初の製品化から45年も経っていることになります。
その後しばらく生産中止状態でしたが、2007年にコレクターズクラブとして半完成模型が製品化され(その時の希望価格が49500円)、通常の組み立てキットとして、エッチングパーツを加えイェーガーマイスターのマーキングでシリーズ40番で再販され、ほぼ同じ内容で2019年に再販され、そして本品のヴァイラントのカラリング仕様がシリーズ56番で製品化されています。
ポルシェ934は、タミヤにとって歴史に残る模型で、それまでモーターライズ仕様の模型はありましたが、スケール模型にこだわっていたためRC模型を製品化することがなかったのですが、ポルシェ934のスケールモデルをベースにして同年RC模型を初めて製品化しました。
スケールモデルがベースなのでRC模型としては、実車のスタイルの再現度が非常に高かった半面、RC模型としての走りの性能が低く、私はまだ子供でしたが賛否両論の評価がされていた記憶があります。
先ほど既述したように最初の製品化から45年経過していますが、それを感じさせないシャープな成形状態で、さらにラジエター・ブレーキディスク・シートベルト金具をエッチングパーツ化し、カルトグラフ社製のデカールを加えたにもかかわらず、型償却が終了していることもあり、希望小売価格が14800円と近年の模型からすると破格の値段であるといえます。
定番商品なのですぐに入手困難となることはないと思いますが、版権問題などにより販売できなくなる模型もありますので、早めに入手することをお勧めします。

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