DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
1917年より運用を開始した第1次大戦中のイギリス空軍複葉戦闘機ソッピース F.1 キャメル プロフィパックエディション模型です。
プロフィパックエディションなので、本品は、彩色済み計器類やシート、機関銃周りのエッチングパーツが付属した豪華版です。
第1次大戦機は、模型の対象としてそれほど人気のあるアイテムではありませんが、キャメルは比較的知名度のある機体ではないかと思います。
当時主流であった空冷星型ロータリーエンジン(マツダのロータリーエンジンとは全く方式が異なります)を採用しているため、エンジンのジャイロ効果により左旋回より右旋回の方が速い特性で、操縦が相当難しかったようです。
最大速度が185km/hと現代の戦闘機では飛び立つこともできない速度で、上昇率も例えばイーグルであれば1分間で15km上昇できるのに対し、330mと桁違いに遅く、傍から見る分にはのんびりした空中戦であったように思えます。
第2次大戦〜現代戦闘機と比べると全長5.71mととても小さく、1/72スケールと感じるほど小さい模型ですが、大きさの割に部品点数が多く、特にエンジン回りは、星形シリンダ、プッシュロッド、吸気管などが別パーツで再現されているのでとてもリアルな模型を完成させることができると思います。
エデュアルド製らしくモールドも凸、凹リベットや各パネルの再現など、とても上品な仕上がりとなっています。
複葉機を製作したことのない方でも製作したくなるような内容の商品だと思います。
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