DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
イギリス主力戦車チャレンジャー2の模型です。
チャレンジャー2は、現在の各国主力戦車である第3.5世代戦車にあたり、これに該当する各国の戦車を見ると、アメリカM1A2 SEPV2、ドイツレオパルト2A7、フランスルクレール、日本10式戦車、イスラエルメルカバMk4、ロシアT-14、中国99A式となります。
戦車発祥のイギリス陸軍は、歴史的に独自の戦車を使用しており、まず主砲がほとんどの国が滑空砲を使用しているのに対し、イギリス陸軍は、第2世代のチーフテン以来120mmライフル砲を使用しています。
滑空砲の方が砲弾を細長くできるので特に対戦車砲で必要な貫通力を大きくできる特徴がありますが、ライフル砲の方が命中精度が高いのと粘着榴弾を使用したいため採用しているようです。
近年の戦闘を見ると複数の国が協調して行うことが多く、その点考慮すると砲弾を共用できる主砲の方が総合的には利点が多いのではないかと思えます(まさしくロシアの榴弾砲を使うウクライナが西側諸国の砲弾を使用できないことにより戦略面で現状苦労していることからもわかります)。
装甲を見ると、第3世代で一般的になった複合装甲は当然最初から採用されていましたが、第3.5世代の特徴である爆発反応装甲を本品が再現しているイラク戦より採用しています。
現用戦車の機関出力は、1500hpが標準となっていますが、チャレンジャー2は1200hpと同等の出力なのは10式戦車しかなく、歴史的にイギリス戦車は重量の割に出力が低く、機動性が重要視される現代の戦車戦でダントツに鈍重で実戦で問題ないのか気になります(10式戦車は、日本お得意の軽量コンパクト化技術により出力が低くても他国の戦車と同等の機動性を持っています)。
乗員が4名で、装填手が必要なのは、近年自動装てんが一般化していることからすると、ちょっと時代遅れ感があります。
性能面ではちょっと遅れているのではないかと思われるチャレンジャー2ではありますが、スタイルは問題なくかっこよく、1/48MMシリーズのM1、10式戦車と並べたくなります。
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