DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
1965年から2002年までの間に販売された、ニッサン シルビアの模型です。
本品は、1979年から1983年まで販売されていた３代目S110型で1979年式を模型化しています。
シルビアは、スペシャルティカーという位置づけで、２代目、３代目は、FF化する前のサニーをベースにしており、最終的に最終型までFRレイアウトでした。
私がシルビアを認識するようになったのは２代目からで、個人的には好きなスタイルでしたが、国内ではあまり人気がなかったようで、それほど街中で見かけることはありませんでした。
３代目は、当時流行っていた直線を基調としたスタイルで、初代ソアラも同様のスタイルをしており、両者は結構似てソアラが後から発売になったことより、シルビアをかなり参考にしたと思われます。
当初自動車は高級品で所有することが夢でしたが、80年代になると経済面で余裕が出てきたころで、そのような時代背景があり、スペシャルティカーが登場したのだと思います。
子育て世代ではなく、子育てが終了した世代や独身世代をターゲットにし、趣味に重点を置いた生活習慣の方が好まれる内容だったと記憶しています。
特に内装にこだわり、航空機のコックピットをイメージしているのか、メーターがいっぱいついている車両が好まれ、本品が模型化したグレードにも電圧計と油圧計が付属していました。
電圧が低下するとエンジンの始動ができなくなりますが、始動時にそのことに気が付いてもすでに手遅れで、また油圧も走行時に不可欠な事柄ですが、エンジンが稼動中に油圧が低下することはほぼなく、どちらのメーターも必要性はあまり高くなかったと思われます。
ただし、車がモテるための必須アイテムであった時代に育った私は、かっこいいことが購入する車に求める条件でありました。
昔、憧れだった車をコレクションにしたいものです。
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