DETAIL
プラスチック モデル キットです。
完成には、工具・塗料・接着剤が必要です。
1970年代に運用を開始したMiG-27 フロッガーDの模型です。
MiG-27は、制空戦闘機であったMiG-23を攻撃機化した機体なので、両者は、かなり似ていますが、最大の違いは、機首にレーダーがあるMiG-23の機首に丸みがあるのに対し、レーダーのないMiG-27の機首は平べったい形状をしているところです。
1970年代前半に開発、運用を開始した点で、トムキャットと同時期の戦闘機と考えることができ、共通点は、可変翼を採用している点で、70年代は可変翼機全盛期で、今後の多くの軍用機が可変翼化されると思っていましたが、運用方法の変化か、コスト等の問題なのかわかりませんが、80年代後半以降、新規の可変翼機が登場することはほとんどありませんでした。
可変翼機模型の最大の課題は、主翼を胴体に組み込むと主翼の可動部が塗装できなくなることで、主翼だけ塗装を済ませ、胴体に組み込むか、何らかの加工を加え、組み立て最後に主翼を取り付けるかの選択肢がありました。
可変翼機の代表格であるトムキャットは、人気機種で、今でも新製品が登場し、近年のキットは、いたれりつくせりの造りになっており、組み立て後半に装着可能となっていますが、本品は、ベテランキットなので、当然そのような工夫をされておらず、可動部に切れ込みを入れておき、最後に装着する手法が、一番よく用いられていたと思います。
昔のキットは、製作者任せの部分が多く、製作者の技量で完成度が大きく異なる状況でした。
当然仮組がほとんど必要ない近年のキットのほうが良いのは、当たり前ですが、たまには昔のようにすごく手間のかかる模型を作ってみたくなるのは、モデラー病なのでしょうか。
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